睡眠スタック2026版、Mg L-Threonate + L-Theanineを試してみた
Andrew Hubermanの「睡眠カクテル」。
SNSで見かけて気になっていた。スタンフォード大学の神経科学者が推奨する睡眠サプリの組み合わせ。
でも、「本当に効くの?」という疑問と「続けられるの?」という不安があった。
今回は1ヶ月間試した体験と、調べたエビデンスを正直にシェアする。
Hubermanの睡眠カクテルとは
Andrew Hubermanがポッドキャストで推奨している睡眠サプリの組み合わせ:
| 成分 | 用量 | 摂取タイミング |
|---|---|---|
| Magnesium L-Threonate | 145mg(元素Mg換算) | 就寝30-60分前 |
| L-Theanine | 100-400mg | 就寝30-60分前 |
| Apigenin | 50mg | 就寝30-60分前 |
これを毎晩、就寝30-60分前に摂る。
フルスタックだと月8,000-10,000円くらいかかる。正直、高い。
私が調べたエビデンス
「続けるかどうか」を決める前に、まずエビデンスを確認した。
Magnesium L-Threonate(Magtein)
2024年のRCT(Hausenblas et al.)が興味深い。
対象: 80名(35-55歳、睡眠問題あり) 介入: Mg L-Threonate 1g/日 vs プラセボ、21日間 測定: Oura ringによる客観的データ + 主観的質問票
結果(有意差あり):
- 深い睡眠スコア: 改善
- REM睡眠スコア: 改善
- 覚醒時の行動、エネルギー、日中の生産性: 改善
Oura ringで測定しているのがポイント。主観だけでなく、客観的なデータで効果が確認されている。
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L-Theanine
2025年のメタアナリシス(Bulman et al.)が参考になる。
対象: 19研究、897名 分析: システマティックレビュー + メタアナリシス
結果:
| アウトカム | 効果サイズ(SMD) | 解釈 |
|---|---|---|
| 入眠潜時 | 0.15 | 小さい効果 |
| 日中の機能障害 | 0.33 | 中程度の効果 |
| 全体的な睡眠の質 | 0.43 | 中程度の効果 |
効果サイズは「小〜中程度」。劇的な効果ではないけど、統計的に有意。
2019年のRCT(Hidese et al.)では、200mg/日で4週間摂取した健康成人で:
- 睡眠潜時(寝つきまでの時間): 改善
- 睡眠障害: 改善
- 不安(STAI-trait): 改善
私にとっては「不安軽減」の効果が魅力的。寝る前のモヤモヤが減れば、自然と眠れる気がする。
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Apigenin
アピゲニンについては以前の記事で詳しく書いた。
- GABA-A受容体へのベンゾジアゼピン様作用
- CD38阻害によるNAD+上昇
サプリとしてのエビデンスは限定的だけど、カモミールティーとして摂れば「儀式効果」も得られる。
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私のアレンジ版スタック
フルスタックは高いので、続けられる形にアレンジした。
毎晩の基本(約4,000円/月)
| 成分 | 私の用量 | 理由 |
|---|---|---|
| Mg L-Threonate | 1カプセル(約48mg Mg) | フル用量の約1/3だけど、まず試す |
| L-Theanine | 200mg | RCTで効果確認済みの用量 |
| カモミールティー | 1杯 | アピゲニンサプリの代わり |
ポイント
1. Mg L-Threonate は少量から
フル用量(3カプセル)は高いし、まずは1カプセルから始めた。それでも体感はある。
2. アピゲニンはカモミールで代用
サプリのアピゲニン50mgより、カモミールティー1杯の方が「続けられる」。お茶を入れる行為自体がリラックスのトリガーになってる。
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3. L-Theanineは毎晩
これが一番コスパが良くて効果も感じやすい。不安が軽減される感覚がある。
1ヶ月試した正直な感想
良かったこと
寝つきが早くなった気がする
以前は布団に入ってから30分くらいスマホを見てしまっていた。今は20分くらいで眠くなる。
ただし、これがサプリの効果なのか、「サプリを飲んだから眠れる」というプラシーボなのかは分からない。
翌朝のダルさが減った
これはOura ringのデータではなく完全に主観だけど、朝の「起きたくない感」が減った気がする。
習慣化できた
これが一番大きい。「寝る前にサプリを飲む → カモミールティーを飲む → 布団に入る」という流れが定着した。
正直なところ
劇的な変化ではない
「ぐっすり眠れて人生変わった!」みたいな劇的な効果は感じていない。
でも、エビデンスを見ると効果サイズは「小〜中程度」。劇的じゃないのは当然かもしれない。
コストは気になる
Mg L-Threonate がとにかく高い。フル用量だと月6,000円くらいかかる。
私は少量(1カプセル)に抑えているけど、「本当にフル用量必要?」という疑問はある。
誰におすすめか
向いている人
- 寝つきに時間がかかる人
- 寝る前に不安やモヤモヤがある人
- 習慣化のきっかけが欲しい人
- エビデンスがある程度あるものを試したい人
向いていない人
- コスト重視の人(特にMg L-Threonate)
- 「劇的な効果」を期待する人
- すでにメラトニンで満足している人
コスト比較
| スタック | 月額概算 | 備考 |
|---|---|---|
| フルHubermanスタック | 8,000-10,000円 | Mg L-Threonate フル用量 |
| 私のアレンジ版 | 4,000-5,000円 | Mg少量 + カモミール代用 |
| L-Theanineのみ | 1,500-2,000円 | 最もコスパ良い |
コスト重視なら、L-Theanineから始めるのが現実的。
メタアナリシスでエビデンスが確認されていて、月2,000円以下で試せる。
まとめ
Hubermanの睡眠スタック、1ヶ月試した感想:
- エビデンスはある: Mg L-Threonate(2024年RCT)、L-Theanine(2025年メタアナ)
- 効果サイズは小〜中程度: 劇的な変化は期待しすぎない
- 続けられるアレンジが大事: フルスタックは高いので、自分なりの形に
- 習慣化が一番の効果かも: サプリ+カモミールティーの「儀式」が定着
続けられることが、私にとっては最強のエビデンス。
フルスタックを完璧にやるより、自分が続けられる形で始める方がいいと思ってる。
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