αリポ酸サプリの効果【抗酸化・血糖値への作用】 (Alpha Lipoic Acid)
αリポ酸の抗酸化作用、血糖値への効果、糖尿病性神経障害へのエビデンスを解説。R体とS体の違い、おすすめの選び方を紹介。
📊 エビデンスサマリー
強力な抗酸化作用。糖尿病性神経障害への効果は欧州で医薬品として認可。ただし経口摂取のエビデンスは静脈注射より弱い。
エビデンスレベル: 中(RCT・システマティックレビュー)
形態別比較
| 形態 | 吸収率 | 特徴 | おすすめ用途 |
|---|---|---|---|
| R-リポ酸(R体) | 高 | 天然型、生体利用率が高い | 品質重視 |
| αリポ酸(ラセミ体) | 中 | R体とS体の混合物、安価 | コスパ重視 |
| Na-R-ALA(安定化R体) | 高 | R体をナトリウム塩で安定化 | 最高の吸収率 |
αリポ酸とは
αリポ酸(アルファリポ酸)は、体内で合成される補酵素。ミトコンドリアでのエネルギー産生に関与し、強力な抗酸化作用を持つ。
水溶性と脂溶性の両方の性質を持つ珍しい抗酸化物質で、細胞膜の内外で働く。
エビデンス
糖尿病性神経障害
最も研究されている用途。ドイツでは医薬品として認可されている。
- 4年間のRCT
- 静脈注射で神経機能の改善
- 経口摂取は効果が限定的
- 神経伝導速度の改善
- 神経障害症状の軽減
血糖値への効果
- 空腹時血糖の軽度低下
- インスリン感受性の改善傾向
効果サイズは小さいが、2型糖尿病の補助療法として検討される。
抗酸化作用
- ビタミンC、Eを再生(リサイクル)
- グルタチオンレベルを上昇
- 重金属のキレート作用
体重減少
- BMIと体重の有意な減少
- 効果サイズは小さい(-0.43kg、-0.40kg/m²)
R体 vs ラセミ体
R体(天然型)
- 体内で合成される形態
- 生体利用率が高い
- 価格は高め
ラセミ体(R+S混合)
- R体とS体の50:50混合物
- S体は生理活性が低い
- 安価で入手しやすい
結論: 効果を重視するならR体、コスパ重視ならラセミ体。
用量
| 目的 | 用量 |
|---|---|
| 一般的な抗酸化 | 100-300mg/日 |
| 血糖値サポート | 300-600mg/日 |
| 糖尿病性神経障害 | 600-1,800mg/日(医師指導下) |
注意: 空腹時に摂取すると吸収が良い。
安全性と注意点
副作用
- 胃腸の不快感
- 皮膚のかゆみ
- 頭痛
- 低血糖(糖尿病薬と併用時)
注意が必要な人
- 糖尿病薬服用中: 低血糖リスク
- 甲状腺疾患: 甲状腺ホルモン値に影響の可能性
- ビタミンB1欠乏: 症状悪化の可能性
チアミン(B1)との関係
αリポ酸はチアミンを消費する可能性があるため、ビタミンB群との併用が推奨される。
おすすめ製品
R体(高品質)
安定化R体。高い生体利用率。
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ラセミ体(コスパ)
ビタミンB群配合
αリポ酸とビタミンB群を同時に。相性が良い。
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関連成分
αリポ酸と一緒に摂ると効果的な成分です。
- ビタミンB群 - αリポ酸はB1を消費する可能性。併用推奨
- CoQ10 - ミトコンドリアでのエネルギー産生をサポート
- NAC - グルタチオン前駆体。抗酸化ネットワークを強化
- ベルベリン - 血糖サポートで相乗効果の可能性
まとめ
- 糖尿病性神経障害への効果が最も研究されている
- 抗酸化作用は強力(ビタミンC、Eを再生)
- R体が天然型で吸収率が高い
- ビタミンB群との併用が推奨
- 糖尿病薬との併用は低血糖に注意
- ドイツでは医薬品として認可
❓ よくある質問
Q. R体とラセミ体の違いは?
R体は体内で合成される天然型で生体利用率が高いです。ラセミ体はR体とS体の50:50混合物で安価ですが、S体の生理活性は低いです。効果重視ならR体を選んでください。
Q. αリポ酸はいつ飲むのがベスト?
空腹時に摂取すると吸収が良くなります。ただし胃腸の不快感がある場合は食事と一緒でもOKです。
Q. αリポ酸と糖尿病薬は一緒に飲んでいい?
併用で低血糖リスクがあるため、糖尿病薬を服用中の方は必ず医師に相談してください。血糖値モニタリングも重要です。
Q. ビタミンB群と一緒に摂るべき?
はい、推奨されます。αリポ酸はチアミン(B1)を消費する可能性があるため、ビタミンB群との併用が効果的です。B群配合の製品も販売されています。


