グルタチオンサプリの効果【マスター抗酸化物質】 (Glutathione)
グルタチオンの抗酸化作用、美白効果を解説。経口摂取の吸収問題、リポソーム型・S-アセチル型など各形態の比較。NACとの違いも。
📊 エビデンスサマリー
体内最強の抗酸化物質だが、経口摂取は吸収が悪い。リポソーム型で血中濃度上昇のエビデンスあり。美白効果のRCTも存在。
エビデンスレベル: 中(RCT・システマティックレビュー)
形態別比較
| 形態 | 吸収率 | 特徴 | おすすめ用途 |
|---|---|---|---|
| 還元型グルタチオン(GSH) | 低 | 活性型だが吸収が悪い | 非推奨 |
| リポソーム型グルタチオン | 高 | リン脂質でカプセル化、吸収率向上 | 経口摂取するなら推奨 |
| S-アセチルグルタチオン | 高 | アセチル基で安定化、細胞透過性向上 | 高吸収を求める人 |
グルタチオンとは
グルタチオンは、グルタミン酸、システイン、グリシンの3つのアミノ酸からなるトリペプチド。**「マスター抗酸化物質」**と呼ばれ、体内のほぼすべての細胞に存在する。
- 活性酸素の消去
- 他の抗酸化物質(ビタミンC、E)の再生
- 解毒作用(肝臓での毒素代謝)
- 免疫機能のサポート
最大の問題:経口摂取で吸収されるか
従来の見解
通常のグルタチオンは胃腸で分解され、ほとんど吸収されないとされてきた。
最新の研究
- リポソーム型グルタチオンで血中濃度の有意な上昇を確認
- 通常型より明らかに優れた吸収
- 細胞内に取り込まれた後、還元型に変換
- 血中グルタチオン濃度の上昇
NAC vs グルタチオン
| NAC | グルタチオン | |
|---|---|---|
| 作用 | グルタチオン前駆体 | グルタチオン直接摂取 |
| 吸収 | 良好 | 形態による |
| 価格 | 安価 | 高価 |
| エビデンス | 豊富 | 発展途上 |
結論: コスパと確実性を重視するならNAC。直接グルタチオンを摂りたいならリポソーム型。
美白効果
- グルタチオン摂取でメラニン指数の低下
- 肌の明るさの改善
作用機序:チロシナーゼ阻害によるメラニン産生抑制
アジアでは美白サプリとして人気。
用量
| 形態 | 用量 |
|---|---|
| リポソーム型 | 250-500mg/日 |
| S-アセチル型 | 100-300mg/日 |
| 通常型(推奨しない) | 500-1,000mg/日 |
安全性
- 高い安全性
- 重大な副作用の報告なし
- まれに胃腸の不快感
おすすめ製品
リポソーム型(推奨)
液体リポソーム型。吸収率が高い。
iherb.com
(Amazonと楽天では、同じ商品が見つからない場合があります)
S-アセチル型
安定化された形態。細胞透過性が高い。
iherb.com
(Amazonと楽天では、同じ商品が見つからない場合があります)
NAC(代替として)
前駆体として体内でグルタチオンを合成させるアプローチ。コスパ重視ならNACを参照。
関連成分
グルタチオンと一緒に摂ることが多い抗酸化成分です。
- NAC - グルタチオン前駆体。コスパ重視ならNACで代替可能
- ビタミンC - グルタチオンを再生。抗酸化ネットワークで協働
- αリポ酸 - グルタチオンレベルを上昇させる
- セレン - グルタチオンペルオキシダーゼに必須
まとめ
- マスター抗酸化物質だが経口吸収に問題
- リポソーム型またはS-アセチル型を選ぶ
- コスパ重視ならNACで代替
- 美白効果のRCTあり
- 高価なので、NACで十分な場合も多い
❓ よくある質問
Q. グルタチオンとNAC、どちらを選ぶべき?
コスパと確実性を重視するならNACがおすすめです。NACはグルタチオンの前駆体として体内でグルタチオンに変換されます。直接グルタチオンを摂りたいならリポソーム型を選んでください。
Q. 普通のグルタチオンサプリは吸収される?
通常のグルタチオンは胃腸で分解され、ほとんど吸収されません。経口摂取するなら、リポソーム型またはS-アセチル型を選ぶ必要があります。
Q. グルタチオンは美白に効く?
RCTでメラニン指数の低下と肌の明るさ改善が報告されています。チロシナーゼ阻害によるメラニン産生抑制が作用機序です。アジアでは美白サプリとして人気があります。
Q. リポソーム型とS-アセチル型の違いは?
リポソーム型はリン脂質でカプセル化して吸収率を高め、S-アセチル型はアセチル基で安定化して細胞透過性を向上させています。どちらも通常型より吸収が優れています。

