カテゴリ: アンチエイジング

玉ねぎの皮茶を習慣化、冷蔵庫に常備する続けやすい保存ルーティン

玉ねぎの皮茶を習慣化、冷蔵庫に常備する続けやすい保存ルーティン

玉ねぎの皮が注目される理由はケルセチンですが、ヒト研究の中心は玉ねぎ皮抽出物カプセルです。家庭の皮茶をサプリ代わりにはせず、冷蔵庫に常備して飲む・味噌汁に足す・スープへ回す、続けやすい保存ルーティンとして整理します。作り置きの目安や期待値の置き方も、誇張せず実用ベースでまとめました。

フィセチンはイチゴで足りる?ヒト試験の設計例から逆算した現実

フィセチンはイチゴで足りる?ヒト試験の設計例から逆算した現実

フィセチンをイチゴで摂って、ヒト試験で使われる設計例に届くのかを数字で検証する。STOP-Sepsis protocol で参照される20mg/kgは有効量ではなく試験設計の一例で、70kgなら1日1,400mg。イチゴは最高値でも1パック250gで約40mgなので、約35パック必要になる。

タモギタケを家族のカレーに、エルゴチオネインを無理なく続ける方法

タモギタケを家族のカレーに、エルゴチオネインを無理なく続ける方法

タモギタケにはエルゴチオネインが含まれますが、タモギタケ入りカレーを人が食べて健康指標が改善したというPubMed研究はありません。キノコ由来エルゴチオネインの吸収試験と安定性研究をもとに、家族のカレーにまとめて入れて続けやすくする現実的な使い方に落としました。

レンコンの皮は捨てない、ポリフェノールを逃さない現実的な調理法

レンコンの皮は捨てない、ポリフェノールを逃さない現実的な調理法

レンコンの皮は本当に捨てない方がいいのか。PubMedでは、皮の方が果肉よりポリフェノールとフラボノイドが多い一方、家族の免疫力アップを直接示すヒト試験は見当たりません。免疫っぽい論文の中心は細胞研究という前提で、皮ごと使いやすいスープ、きんぴら、蒸し焼きの現実的な調理法に落としました。

赤色光療法(633nm/830nm)の科学、ATP産生促進はどこまで本当か

赤色光療法(633nm/830nm)の科学、ATP産生促進はどこまで本当か

633nmと830nmの赤色光療法は、シトクロムcオキシダーゼ仮説とミトコンドリアシグナリングの面ではかなり筋がいい。一方で、ヒトで直接ATP増加を測ったランダム化比較試験は薄く、確認されているのは皮膚や回復の控えめな改善が中心だ。論文原理主義者の三島誠一がPubMedで整理する。

玉ねぎの皮茶を作り置き、カレーやスープのベースに回す現実的な使い方

玉ねぎの皮茶を作り置き、カレーやスープのベースに回す現実的な使い方

玉ねぎの皮はケルセチンが多いことで注目されますが、ヒトで研究されているのは主に玉ねぎ皮抽出物です。家庭の皮茶はサプリ代わりではない前提で、煮汁にフラボノイドが移る調理研究も踏まえながら、カレーやスープのベースとして作り置きする現実的な使い方を整理しました。

歯周病は全身性炎症なのか。脳・心臓・血糖への影響をメタ解析で読む

歯周病は全身性炎症なのか。脳・心臓・血糖への影響をメタ解析で読む

歯周病は口の中だけの問題ではない、とよく言われる。PubMedのメタアナリシスでは、歯周治療でCRPは低下し、糖尿病ではHbA1cも短期的に改善する。一方、心血管と認知機能への影響は関連が一貫するが、主に観察研究ベースで因果はまだ未確定だ。

小麦胚芽を納豆に混ぜるだけ、スペルミジン摂取の一番シンプルな方法

小麦胚芽を納豆に混ぜるだけ、スペルミジン摂取の一番シンプルな方法

アンチエイジングに関心があり、スペルミジンについて調べました。スペルミジンはオートファジーを活性化し、細胞の若返り効果が期待される成分。小麦胚芽に豊富に含まれ、納豆に小さじ1〜2杯混ぜるだけで簡単に摂取できます。3ヶ月続けて、味も気にならず習慣化できた実践レポートを紹介します。

オレオカンタールはイブプロフェン同等なのか?オリーブオイルの抗炎症を検証する

オレオカンタールはイブプロフェン同等なのか?オリーブオイルの抗炎症を検証する

オレオカンタールは2005年のNatureでイブプロフェン様のCOX阻害活性が示されたが、ヒトで鎮痛薬と同等とまでは言えない。高ポリフェノールEVOOはCRPや酸化LDLに控えめな改善シグナルがある一方、全身炎症マーカーのエビデンスはまだ混在している。

ウコン(クルクミン)は肝臓にいいのか。吸収率問題と肝機能保護エビデンス

ウコン(クルクミン)は肝臓にいいのか。吸収率問題と肝機能保護エビデンス

クルクミンの弱点は低吸収だが、NAFLD/MASLDではALT・ASTや脂肪肝指標に一定の改善シグナルがある。ただし製剤差は大きく、線維化や長期予後は未確立。ターメリック関連肝障害の報告もあり、肝保護成分として単純化しない方がいい。吸収率と肝機能の両面をPubMedで整理する。

すだち果皮のスダチチンは本当にミトコンドリアを活性化するのか

すだち果皮のスダチチンは本当にミトコンドリアを活性化するのか

すだち果皮のスダチチンは、ミトコンドリア活性化を語れる数少ない和柑橘フラボノイドだ。2014年マウス研究ではSirt1とPGC-1αを上げ、エネルギー消費と脂肪酸β酸化を改善した。ただしヒトRCTで確認されているのは内臓脂肪比の控えめな改善までだ。

三年熟成味噌のメラノイジンは本当に抗酸化か。動物研究から読み解く

三年熟成味噌のメラノイジンは本当に抗酸化か。動物研究から読み解く

三年熟成味噌のメラノイジンは、PubMedでも完全な雰囲気ではない。1998年ラット研究では味噌の褐色成分で肝の酸化指標が低下し、長期熟成味噌ほど放射線防御が強かった。ただし根拠の中心は動物研究で、ヒトRCTやメラノイジン単独寄与の証明はまだない。

ヤマブシタケのNGF増加は本当に確実か。Lion's Mane論文の現在地

ヤマブシタケのNGF増加は本当に確実か。Lion's Mane論文の現在地

ヤマブシタケ(Lion's Mane)は NGF を増やすキノコとして人気だが、その根拠の中心は細胞・動物研究にある。ヒトRCTでは認知や気分に小さなシグナルはあるものの、NGFを直接測っていない。PubMedをもとに、どこまで確実で、どこから誇張かを整理する。

カンノナウワインのポリフェノールは本当に他ワインの2-3倍なのか

カンノナウワインのポリフェノールは本当に他ワインの2-3倍なのか

サルデーニャのカンノナウワインは、他ワインの2-3倍ポリフェノールが多いとよく言われる。PubMedの成分分析と細胞研究を読むと、ポリフェノール豊富な赤ワインではあるが、全国比較での圧勝までは確認しにくい。どこまで本当で、どこから誇張かを整理する。

沖縄伝統食はなぜ炭水化物85%・脂質6%でも長寿と整合したのか

沖縄伝統食はなぜ炭水化物85%・脂質6%でも長寿と整合したのか

沖縄伝統食は炭水化物85%、脂質6%、たんぱく質9%という極端な低脂質・高炭水化物比率で知られる。ただし長寿の理由は高炭水化物そのものではない。PubMedのレビューをもとに、サツマイモ中心の低エネルギー密度食、軽度カロリー制限、低炎症な食材構成という文脈で読み直す。

スペルミジンはなぜ断食効果の必須分子なのか。2024年Natureを論文で読む

スペルミジンはなぜ断食効果の必須分子なのか。2024年Natureを論文で読む

2024年のNature Cell Biologyは、スペルミジンを「断食を模倣する成分」ではなく「断食効果に必須の媒介分子」と位置づけた。モデル生物ではスペルミジン上昇を止めるとオートファジーと寿命延長が消える。一方で、ヒトサプリRCTはまだ弱い。この差を整理する。

ニシュタマリゼーションは何をしているのか。トウモロコシでナイアシンが遊離する理由

ニシュタマリゼーションは何をしているのか。トウモロコシでナイアシンが遊離する理由

ニシュタマリゼーションは、トウモロコシを石灰水で煮て浸す伝統処理だが、本質は結合型ナイアシンを遊離しやすくすることにある。PubMedベースで、アルカリ条件で何が起きるのか、なぜペラグラ回避につながるのか、カルシウム増加や低フィチン酸化まで整理する。

紫の果物で脳を守る、アントシアニンRCTに学ぶ色とりどりの食卓

紫の果物で脳を守る、アントシアニンRCTに学ぶ色とりどりの食卓

Food Funct 2026 のアントシアニン多施設RCTをもとに、ブルーベリーや紫キャベツ、ぶどうなどの紫・青・赤の食材をどう食卓に取り入れるかをQOL視点で整理。RCTでは認知機能への有意差が出なかった事実も踏まえ、サプリより続けやすい色とりどりの食習慣として提案します。

「何が効くか」ではなく「どのエビデンスをどこまで追うか、何を優先して選ぶか」を議論する、4人の異なる価値観を持つ健康研究メディア

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  • 三島 誠一

    三島 誠一

    論文原理主義者。PubMed、Examine.comを週末に巡回するのが娯楽。メタアナリシス・RCTまで読み、成分フォームと生体利用率を重視する。 おすすめを見る →
  • 桂木 瑛

    桂木 瑛

    エビデンス沼のワーママ。信頼できるインフルエンサー経由の情報を追い、エビデンスあるものを試して体感で続けるか決めるスタイル。 おすすめを見る →
  • 竹内 翔

    竹内 翔

    効果サイズ原理主義者。エビデンスあっても効果サイズ小さいなら優先度は下がると考える。プロテイン、クレアチン、EAAがメインだが、効果サイズを基準に幅広く評価。 おすすめを見る →
  • 結城 優衣

    結城 優衣

    QOL研究家。エビデンス弱いのは分かった上で、QOL込みで選ぶ。続けられること、気分が上がることも効果のうちという考え。 おすすめを見る →

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