低用量リチウム、バイオハッカーが注目する神経保護成分のエビデンスを検証する
リチウムオロテートがバイオハッカーの間で人気だ。2025年の調査では使用者の最多報告は認知機能改善。しかし、ヒトでのRCTは限定的。GSK-3阻害という神経保護メカニズムは確立しているが、低用量サプリの効果は本当にあるのか。論文から検証する。
リチウムオロテートがバイオハッカーの間で人気だ。2025年の調査では使用者の最多報告は認知機能改善。しかし、ヒトでのRCTは限定的。GSK-3阻害という神経保護メカニズムは確立しているが、低用量サプリの効果は本当にあるのか。論文から検証する。
血管と心臓を守れば健康寿命が延びるのか?100万人超のメタアナリシス(139 RCT)で検証。厳格な血圧管理でRR 0.66(34%死亡減)、マルチライフスタイルでRR 0.75(25%減)。スタチンはRR 0.81(19%減)。健康寿命延長に最も直接的に貢献する方法を解説。
CoQ10にはユビキノン(酸化型)とユビキノール(還元型)がある。2014年の比較研究ではユビキノールのバイオアベイラビリティは約1.7倍高いと報告された。しかし全員がユビキノールを選ぶべきかは別問題。40歳以降の形態選びの科学的根拠を論文から検証する。
スタチン添付文書の副作用66項目を12万人・19RCTのメタアナリシスで検証。因果関係が確認されたのは肝機能異常(RR1.41)・尿変化・浮腫の3系統のみ。認知障害・うつ・睡眠障害はすべて非有意。ノセボ効果のメカニズムとASCOT-LLA試験のエビデンスも解説。CoQ10補充の合理性も紹介。
NR(ニコチンアミドリボシド)の神経保護は本当か?皮膚の小神経線維をカプサイシンで変性させ、再支配(再生)を追う二重盲検Phase 2 RCTをレビュー。血漿NAD(+)の所見と神経アウトカムを踏まえ、現時点で推奨できない理由を正直に解説します。
NMN/NRを飲むなら、TMG(トリメチルグリシン)とレスベラトロールの併用を検討すべき。2014年Nature誌のNNMT論文が示すメチル基消費の問題と、Sirt1活性化の相乗効果を解説。David Sinclairも推奨するスタックの科学的根拠。
David Sinclairがケルセチンからフィセチンへ切り替えた科学的理由を、最新のPhase 2臨床試験とマウス研究から検証。フィセチンの老化細胞除去(セノリティクス)効果、ケルセチンのSIRT6阻害問題、老化研究の現在地を論文ベースで解説します。
NMNとNRはどちらが優れているのか?2026年Nature Metabolismに発表されたRCT(65人)では、両者のNAD+上昇効果は同等だった。さらに驚きの発見は、両者とも腸内細菌でニコチン酸に変換される可能性があること。どちらを選んでも効果は同等という結論。
カモミールに含まれるアピゲニンは、睡眠だけでなく老化にも関係している可能性がある。アピゲニンはCD38という酵素を阻害し、NAD+レベルを上げる作用がある。NAD+は加齢とともに低下する物質で、エネルギー代謝の鍵を握る。NMNサプリとの比較も含めて、私なりに考えてみた。
Stanford大学の最新Science論文が明かした筋幹細胞老化の原因。加齢でNDRG1が上昇しmTORを抑制、「生存vs再生」のトレードオフが発生する。なぜ年を取ると筋肉の回復が遅くなるのか。運動とマグネシウムの可能性、サプリの限界を正直に検証する。
「寿命の遺伝率は7%」という説を覆すScience論文が登場。外因性死亡(事故・感染症)を補正すると、内因性寿命の遺伝率は50%以上に。従来の推計との違い、長寿遺伝子研究の意義、そしてバイオハッカーが知るべき正しい解釈を論文から詳しく読み解く。
ヒトゲノムの17%を占める「ジャンクDNA」LINE-1が心臓老化を駆動することが2026年Nature Aging論文で証明された。cGAS-STING経路を介した慢性炎症メカニズムと、抗HIV薬ラミブジンによる介入可能性、セノリティクスとの関連を解説。
なぜバイオハッカーがメトホルミンからベルベリンに切り替えているのか。MASTERS試験で筋肥大阻害、2025年JCEM研究で血管適応阻害が判明。ベルベリンは血糖コントロールで同等、脂質改善ではむしろ優位。運動効果を最大化したい長寿研究者には合理的選択。
LDLコレステロールと心血管疾患の因果関係は確立されているのか?メンデルランダム化研究や200以上のコホート研究から最新エビデンスを検証。Peter AttiaやBryan Johnsonがスタチンを選ぶ理由と、代替サプリとしてのベルベリン・赤麹を解説する。
NMN(ニコチンアミドモノヌクレオチド)は本当にアンチエイジングに効くのか?2024年のメタアナリシスでは、糖・脂質代謝に有意差なしという厳しい結論が出ました。NAD+は確実に上がるが、ヒトでの効果は限定的。エビデンスを正直にレビューします。
海外で話題のBryan Johnson式19時間断食・5時間食事ウィンドウ。2025年BMJメタアナリシス(99 RCT、約12万人)のエビデンスを確認した上で、QOL重視の私が「続けられるか」を正直に評価。ゆるい16:8から始める提案も。