ケルセチンサプリの効果【抗炎症・抗酸化フラボノイド】 (Quercetin)
ケルセチンの抗炎症、抗酸化、免疫調節作用を解説。亜鉛イオノフォア効果、COVID-19研究、吸収率を高める方法も紹介。
📊 エビデンスサマリー
強力なフラボノイド。抗炎症・抗酸化作用あり。亜鉛のイオノフォアとして細胞内取り込みを促進。吸収率が低いためリポソーム型推奨。
エビデンスレベル: 中(RCT・システマティックレビュー)
形態別比較
| 形態 | 吸収率 | 特徴 | おすすめ用途 |
|---|---|---|---|
| ケルセチン二水和物 | 低 | 標準形態、吸収率が低い | 非推奨 |
| ケルセチン + ブロメライン | 中 | ブロメラインで吸収促進 | アレルギー対策 |
| ケルセチンフィトソーム | 高 | リン脂質複合体で吸収率20倍 | 高吸収を求める人 |
ケルセチンとは
ケルセチンは、玉ねぎ、リンゴ、ベリー類に豊富に含まれるフラボノイド(ポリフェノールの一種)。
強力な抗酸化・抗炎症作用を持ち、近年は亜鉛イオノフォアとしての作用も注目されている。
エビデンス
抗炎症作用
- CRP(炎症マーカー)の有意な低下
- 炎症性サイトカインの抑制
抗酸化作用
ビタミンCの再生を促進し、抗酸化ネットワークをサポート。
亜鉛イオノフォア
研究:
- ケルセチンは亜鉛を細胞内に取り込む
- 細胞内亜鉛濃度を上昇させる
この作用がCOVID-19研究で注目された。
アレルギー・花粉症
研究:
- ヒスタミン放出の抑制
- アレルギー症状の軽減
ブロメライン(パイナップル酵素)との併用で相乗効果。
運動パフォーマンス
- 持久力運動でのVO2maxわずかに改善
- 効果サイズは小さい
吸収率の問題
ケルセチンは吸収率が非常に低い(2-5%程度)。
吸収を高める方法
- フィトソーム型(リン脂質複合体)で20倍向上
- ブロメラインとの併用
- 油脂と一緒に摂取
- ビタミンCとの併用
用量
| 目的 | 用量 |
|---|---|
| 一般的な抗酸化 | 500-1,000mg/日 |
| フィトソーム型 | 250-500mg/日 |
| アレルギー対策 | 500mg×2回/日 |
安全性
- 一般的に安全
- 高用量で頭痛、胃腸不快感
- 腎毒性の報告あり(非常に高用量)
薬物相互作用
- 抗生物質(キノロン系)
- シクロスポリン
- CYP3A4で代謝される薬
おすすめ製品
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関連成分
ケルセチンと一緒に摂ると効果的な成分です。
- 亜鉛 - ケルセチンは亜鉛イオノフォア。亜鉛の細胞内取り込みを促進
- ビタミンC - 抗酸化作用で協働。ケルセチンの吸収も向上
- クルクミン - 抗炎症フラボノイドの仲間。併用で相乗効果
- レスベラトロール - ポリフェノールの仲間。抗酸化・抗老化に
まとめ
- 強力なフラボノイド抗酸化物質
- 吸収率が低い - フィトソーム型を選ぶ
- 亜鉛イオノフォアとして細胞内亜鉛を増加
- アレルギー対策にブロメラインと併用
- 玉ねぎ、リンゴから食事でも摂取可能
❓ よくある質問
Q. ケルセチンの吸収率が低いと聞きましたが?
はい、通常のケルセチンは吸収率が2-5%程度と非常に低いです。フィトソーム型(リン脂質複合体)を選ぶと吸収率が20倍向上します。ブロメラインとの併用も効果的です。
Q. ケルセチンと亜鉛を一緒に摂るべき?
注目の組み合わせです。ケルセチンは亜鉛イオノフォアとして、亜鉛を細胞内に取り込む働きがあります。免疫サポートに相乗効果が期待されています。
Q. ケルセチンは花粉症に効く?
ヒスタミン放出を抑制する作用があり、アレルギー症状の軽減が報告されています。ブロメライン(パイナップル酵素)との併用で相乗効果が期待できます。
Q. ケルセチンは食品から摂れる?
玉ねぎ(特に外皮に近い部分)、リンゴ、ベリー類に豊富です。ただしサプリほどの量を食品から摂るのは難しいです。

