ホスファチジルセリンの効果【記憶力・認知機能】 (Phosphatidylserine)
ホスファチジルセリン(PS)の記憶力、認知機能、コルチゾール抑制への効果を解説。大豆由来とヒマワリ由来の違い、おすすめ製品を紹介。
📊 エビデンスサマリー
FDAが認知機能への効果を限定的に認可(健康強調表示)。高齢者の記憶力改善のRCTあり。運動後のコルチゾール抑制効果も。
エビデンスレベル: 中(RCT・システマティックレビュー)
形態別比較
| 形態 | 吸収率 | 特徴 | おすすめ用途 |
|---|---|---|---|
| 大豆由来PS | 高 | 最も研究されている、アレルゲン注意 | 一般的な用途 |
| ヒマワリ由来PS | 高 | アレルゲンフリー | 大豆アレルギーの人 |
ホスファチジルセリンとは
ホスファチジルセリン(PS)は、細胞膜を構成するリン脂質の一種。特に脳の神経細胞膜に高濃度で存在し、シグナル伝達に重要な役割を果たす。
エビデンス
認知機能・記憶力
- 高齢者の記憶力・認知機能に一定の効果
- 効果サイズは小〜中程度
FDAの健康強調表示(Qualified Health Claim):
「ホスファチジルセリンは高齢者の認知機能低下リスクを減らす可能性がある」(非常に限定的な科学的証拠)
コルチゾール抑制
- 運動後のコルチゾール上昇を抑制
- ストレス応答の軽減
ADHD
- ADHDの子供で症状改善の報告
- ただし大規模研究は不足
用量
| 目的 | 用量 |
|---|---|
| 認知機能サポート | 100-300mg/日 |
| ストレス・コルチゾール抑制 | 300-800mg/日 |
| 臨床研究での使用量 | 300mg/日が多い |
大豆由来 vs ヒマワリ由来
| 大豆由来 | ヒマワリ由来 | |
|---|---|---|
| 研究歴 | 長い | 短い |
| アレルゲン | 大豆アレルギー注意 | なし |
| 効果 | 確立 | 同等と考えられる |
| 価格 | やや安い | やや高い |
大豆アレルギーがなければ大豆由来で十分。
安全性
- 高い安全性
- 副作用はまれ(胃腸不快感、不眠)
- 抗凝固薬との相互作用の可能性
おすすめ製品
大豆由来
大豆由来PS。コスパ良好。
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ヒマワリ由来
ヒマワリ由来でアレルゲンフリー。
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関連成分
ホスファチジルセリンと一緒に摂ることが多い認知機能サポート成分です。
- DHA・EPA - 脳細胞膜に豊富なオメガ3。PSとの相乗効果が期待される
- イチョウ葉 - 脳血流改善で認知機能をサポート
- アシュワガンダ - ストレス軽減。コルチゾール抑制でPSと相補的
- バコパ - アーユルヴェーダの認知機能ハーブ
まとめ
- 脳の細胞膜に豊富なリン脂質
- 認知機能・記憶力への効果(FDA健康強調表示)
- コルチゾール抑制でストレス対策
- 大豆アレルギーならヒマワリ由来
- 300mg/日が一般的な用量
❓ よくある質問
Q. ホスファチジルセリンは記憶力に効く?
FDAが「高齢者の認知機能低下リスクを減らす可能性がある」という限定的な健康強調表示を認めています。メタアナリシスでも小〜中程度の効果が確認されています。
Q. 大豆由来とヒマワリ由来どちらが良い?
効果は同等と考えられています。大豆アレルギーがある方はヒマワリ由来を選んでください。大豆アレルギーがなければ、研究歴が長くコスパの良い大豆由来で十分です。
Q. ホスファチジルセリンはストレスに効く?
RCTで運動後のコルチゾール上昇を抑制する効果が確認されています。ストレス応答の軽減に役立つ可能性があります。
Q. ホスファチジルセリンの摂取タイミングは?
脂溶性なので食事と一緒に摂取すると吸収が良くなります。認知機能目的なら1日300mgを目安に、分割または一度に摂取できます。

