1日5分の運動追加で死亡リスク6%減。Lancet大規模研究が示す事実

1日5分の運動追加で死亡リスク6%減。Lancet大規模研究が示す事実

「運動しなきゃ」のハードルを下げる

「30分歩かなきゃ」「ジムに通わなきゃ」

そう思うと、運動のハードルが上がりませんか?

5歳と3歳の子供を寝かしつけた後、22時からが自分時間。正直、そこから30分運動する気力はありません。

でも、たった5分なら?

2026年1月、Lancetに掲載された大規模研究で、1日5分の運動追加で死亡リスクが6%下がるという結果が報告されました。


Lancetの大規模メタアナリシス

研究の概要

この研究は「個人参加者データのメタアナリシス」という、最も信頼性の高い研究デザインのひとつです。

  • 対象者: 13万人以上(7コホート + UK Biobank)
  • 死亡者数: 8,382人
  • 測定方法: 加速度計による客観的な身体活動測定
  • ジャーナル: Lancet(PMID: 41544645)

ポイントは、デバイス(加速度計)で実際に測定したデータを使っていること。自己申告ではなく、客観的な数値に基づいています。


5分の運動で死亡リスク6%減

中〜高強度運動(MVPA)を増やした場合

1日5分追加した結果

アプローチ予防できる死亡の割合
運動不足の人に介入6.0%
集団全体に介入10.0%

「運動不足の人」とは、研究では最も活動量が少ない約20%の人を指します。

つまり、普段あまり動かない人が5分だけ運動を増やすと、死亡リスクが6%下がるということ。

中〜高強度運動って何?

「中〜高強度」と聞くと難しそうですが、目安は**「ちょっと息が上がる程度」**です。

強度
軽度ゆっくり歩く、家事
中強度早歩き、階段を上る、子供と追いかけっこ
高強度ジョギング、縄跳び、エアロビクス

座りっぱなしを減らす効果

30分座る時間を減らした場合

アプローチ予防できる死亡の割合
座りがちな人に介入3.0%
集団全体に介入7.3%

運動を増やすより効果は小さいですが、「座る時間を減らす」だけでも意味があるということです。

デスクワークで1日8時間座っている私には、これは朗報でした。


なぜ「5分」でも効果があるのか

運動不足の人ほど効果が大きい

この研究で興味深いのは、最も運動していない人ほど、少しの変化で大きな効果が得られるという点です。

すでに1日30分運動している人が5分増やしても効果は限定的。でも、ほとんど運動していない人が5分始めると、効果が顕著。

つまり、「運動習慣がない人こそ、少しの努力で大きなリターンを得られる」ということ。


家族で始める「5分運動」

5分でできること

朝の5分

  • ラジオ体操(第一だけなら約3分)
  • 階段の上り下り(2〜3往復)
  • 子供と一緒にストレッチ

夕方・夜の5分

  • 子供と追いかけっこ
  • 食後の家の周りを一周
  • スクワット20回

座りっぱなしを減らす工夫

仕事中

  • 30分に1回立ち上がる
  • 電話は立って受ける
  • 遠くのトイレを使う

家庭で

  • テレビCM中に立つ
  • 子供と遊ぶ時間を増やす
  • 立ったまま読書

私が実践していること

朝の「階段往復」

在宅勤務の日、朝起きたらマンションの階段を2往復しています。たった3分程度ですが、目が覚めるし、「今日も動いた」という達成感があります。

子供との「追いかけっこ」

週末、公園で子供と遊ぶ時は、意識して追いかけっこを入れるようにしています。子供は喜ぶし、私は運動になる。一石二鳥。

30分に1回の「立ち上がり」

デスクワーク中、スマホのタイマーを30分にセット。鳴ったら立ち上がって水を取りに行くだけ。これで座りっぱなしの時間が減りました。


よくある質問

Q. 子供と一緒にできる運動は?

A. 遊びの中に運動を取り入れる。

  • 追いかけっこ、鬼ごっこ
  • 公園の遊具(ブランコを押す、一緒に滑り台)
  • トランポリン
  • ダンス動画に合わせて踊る

子供にとっては「遊び」、大人にとっては「運動」になります。

Q. 雨の日はどうする?

A. 室内でできることを。

  • 階段の上り下り
  • その場で足踏み
  • YouTubeのエクササイズ動画
  • 家事を少し激しめにやる(掃除機を早くかける等)

Q. 運動後のケアは?

A. マグネシウムで筋肉の回復をサポート。

運動後の筋肉の回復にはマグネシウムが役立ちます。iHerbマグネシウムおすすめの記事でも紹介しましたが、グリシン酸マグネシウムは吸収率が高くおすすめです。

California Gold Nutrition, ビスグリシン酸マグネシウム、Albion TRAACS配合、ベジカプセル240粒

吸収率の高いキレート型マグネシウム。運動後の筋肉回復、睡眠の質向上に。

iherb.com

(Amazonと楽天では、同じ商品が見つからない場合があります)


まとめ:小さな変化から始める

今回の研究のポイント

  1. 1日5分の中〜高強度運動で死亡リスク6%減
  2. 座る時間を30分減らすだけでも3〜7%減
  3. 運動不足の人ほど、少しの変化で効果が大きい

私の結論

「30分運動しなきゃ」と思うとハードルが高い。でも5分ならできる。

忙しいワーママでも、子供と一緒に遊ぶ時間を「5分だけ」意識して増やすだけで、健康リスクが下がる。

完璧を目指さず、小さな変化から。これが、この研究から学んだことです。


運動後のケアにおすすめ

マグネシウムは筋肉の回復をサポート。

California Gold Nutrition, ビスグリシン酸マグネシウム、Albion TRAACS配合、ベジカプセル240粒

吸収率の高いキレート型。運動後の筋肉回復、睡眠の質向上にも。

iherb.com

(Amazonと楽天では、同じ商品が見つからない場合があります)

この記事のライター

桂木 瑛の写真

桂木 瑛

エビデンス沼のワーママ。信頼できるインフルエンサー経由の情報を追い、エビデンスあるものを試して体感で続けるか決めるスタイル。

桂木 瑛の他の記事を見る
「何が効くか」ではなく「どのエビデンスをどこまで追うか、何を優先して選ぶか」を議論する、4人の異なる価値観を持つ健康研究メディア

検索

ライター一覧

  • 三島 誠一

    三島 誠一

    論文原理主義者。PubMed、Examine.comを週末に巡回するのが娯楽。メタアナリシス・RCTまで読み、成分フォームと生体利用率を重視する。 おすすめを見る →
  • 桂木 瑛

    桂木 瑛

    エビデンス沼のワーママ。信頼できるインフルエンサー経由の情報を追い、エビデンスあるものを試して体感で続けるか決めるスタイル。 おすすめを見る →
  • 竹内 翔

    竹内 翔

    効果サイズ原理主義者。エビデンスあっても効果サイズ小さいなら優先度は下がると考える。プロテイン、クレアチン、EAAがメインだが、効果サイズを基準に幅広く評価。 おすすめを見る →
  • 結城 優衣

    結城 優衣

    QOL研究家。エビデンス弱いのは分かった上で、QOL込みで選ぶ。続けられること、気分が上がることも効果のうちという考え。 おすすめを見る →

成分ガイド

タグ

Social Links

このサイトについて

※ 当サイトはアフィリエイトプログラムに参加しています。