子供の鉄分不足が気になって調べた結果、我が家でやっている3つのこと
きっかけは息子の顔色
保育園のお迎えに行ったとき、先生に「最近ちょっと疲れやすいみたいですね」と言われました。
帰り道、5歳の息子の顔をよく見ると、確かにいつもより白い気がする。3歳の娘も、そういえば朝なかなか起きられない。
「もしかして、鉄分足りてない…?」
その日の夜、子供を寝かしつけてから調べ始めました。いつものように、信頼しているエビデンス系インフルエンサーのYouTubeから。そして気になったことをPubMedで論文を探して。
調べれば調べるほど、怖くなってきたんです。
日本の子供の5.3%が貧血という現実
まず驚いたのが、日本の子供の貧血率は先進国の中でも高いということ。
明治の2023年「鉄チェック活動」中間報告によると、日本の子供の約5.3%が貧血状態。これは他の先進国と比べて2〜3倍の水準だそうです。
「え、日本って栄養状態いいはずじゃないの?」って思いますよね。私も思いました。
でも考えてみると、うちの子の食事って…
- 朝はパンとヨーグルトだけ(時間がない)
- 保育園の給食はバランス良いけど、量は少なめ
- 夜は「お肉食べたくない」で白米とふりかけだけの日も
赤身肉やレバーなんて、ほとんど食べてなかった。
鉄分不足が認知機能に影響するエビデンス
論文を調べてみると、鉄分と認知機能の関係は、エビデンスとしてはかなり固いことが分かりました。
2023年のPLOS ONEに掲載されたメタアナリシス(複数の研究をまとめた分析)によると、鉄分補給は学童期の子供の知能、注意力、記憶力に中程度の正の効果があるとのこと。
特に、もともと鉄欠乏状態の子供では、その効果がより顕著に出るそうです。
効果サイズ的にはd値で0.4〜0.5くらい。「効果サイズA」には届かないけど、「B〜C」レベルで無視できない数字。特に鉄欠乏がある場合は意味がある。
子供の鉄欠乏、こんなサインに要注意
調べていくうちに、「これ、うちの子に当てはまる…」と思うことがいくつかありました。
チェックリスト
- 顔色が白い(唇や爪の色も薄い)
- 疲れやすい、すぐ座りたがる
- 集中力が続かない
- 食欲がない
- 朝起きられない
- 風邪をひきやすい
全部じゃないけど、いくつか心当たりがある…。
でも、これって「子供あるある」でもあるんですよね。だから見過ごしやすい。私も「眠いだけかな」「保育園で疲れたんだな」で済ませてました。
まず小児科で血液検査をお願いした
エビデンス系の情報を追っていると、「サプリの前に検査」という意見が多かったので、かかりつけの小児科で血液検査をお願いしました。
「子供の鉄分が心配で、フェリチン値も見てもらえますか?」
先生は少し驚いた顔をしていましたが(たぶん普通はそこまで言わない)、快く対応してくれました。
結果は…ヘモグロビンは正常範囲だけど、フェリチン(貯蔵鉄)が低め。
「貧血ではないけど、鉄の貯金が少ない状態ですね」と言われました。
これ、実は見過ごされやすいポイントらしいです。ヘモグロビンは正常でも、フェリチンが低いと「隠れ鉄欠乏」の状態。症状は出やすい。
我が家でやっている3つのこと
血液検査の結果を踏まえて、我が家で始めたことを紹介します。
1. 食事で赤身肉・レバーを意識的に
まず食事から。鉄分の吸収率は、食品によって全然違います。
| 種類 | 吸収率 | 代表的な食品 |
|---|---|---|
| ヘム鉄(動物性) | 15-35% | 赤身肉、レバー、カツオ |
| 非ヘム鉄(植物性) | 2-20% | ほうれん草、大豆、ひじき |
ほうれん草を山ほど食べても、赤身肉にはかなわないんですよね。
週2回は牛肉を出すようにしました。「ハンバーグ」「牛丼風」なら子供も食べてくれる。レバーは…まだ挑戦中です(私も苦手)。
2. ビタミンCと一緒に摂る
非ヘム鉄の吸収率を上げるには、ビタミンCが有効というエビデンスがあります。
- 食事のときにオレンジジュースを出す
- デザートにいちごやキウイ
これだけでも、植物性の鉄分の吸収率が上がるそうです。
3. サプリは「補助」として
食事だけで完璧に摂るのは正直難しい。特に好き嫌いのある子供は。
だから、サプリは「補助」として取り入れることにしました。
キッズ用鉄分サプリ、何を選んだか
調べてみると、子供用なら**ビスグリシン酸鉄(鉄ビスグリシネート)**という形態がおすすめらしい。胃腸への負担が少なくて、吸収率も高いとのこと。
iHerbでキッズ用を探して、試しているのがこれです。
ビスグリシン酸鉄20mg配合。液体タイプで子供も飲みやすい。小児科医Dr. Murray Clarke処方。
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(Amazonと楽天では、同じ商品が見つからない場合があります)
液体タイプなので、ジュースに混ぜれば子供も嫌がらず飲んでくれます。ベリー味で「おいしい」とまでは言わないけど、「まずい」とも言わない(笑)。
もう少し続けてみて、次の血液検査でフェリチン値がどう変わるか見てみるつもりです。
追記: グミタイプが好きな子には、チュアブルタイプもあります。
チュアブルタイプの鉄サプリ。いちご味で子供も食べやすい。
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過剰摂取には注意
ここで大事な注意点。
鉄分は過剰摂取に注意が必要な栄養素です。特に子供は。
アメリカでは、鉄分サプリの誤飲が6歳未満の子供の致命的な中毒の主要原因の一つになっているそうです。
- サプリは必ず子供の手の届かない場所に保管
- 用量を守る(多ければいいわけじゃない)
- できれば血液検査で状態を確認してから
「心配だから多めに飲ませよう」は絶対NG。ここはエビデンスを信じて、適量を守っています。
まとめ:まずは食事、サプリは補助
子供の鉄分不足、調べれば調べるほど「もっと早く気づけばよかった」と思いました。
でも、完璧を目指すとしんどくなる。ワーママとして言えるのは、できることから少しずつということ。
我が家の優先順位
- 食事改善:週2回は赤身肉、ビタミンCと一緒に
- サプリで補助:ビスグリシン酸鉄の液体タイプ
- 定期的に血液検査:フェリチン値でモニタリング
「エビデンスがある」と聞いたら試さずにいられない私ですが、子供のことは慎重に。論文を読み込んで、小児科の先生にも相談して、その上で判断しています。
同じように子供の栄養が気になっているママパパの参考になれば嬉しいです。
今回紹介したサプリ
ビスグリシン酸鉄20mg。液体タイプで子供も飲みやすい。桂木が子供に使用中。
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チュアブルタイプ。グミが好きな子供におすすめ。
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