アントシアニンで記憶力は上がる?食事とサプリの差を数字で判定
Food Funct 2026の多施設RCTを食事由来アントシアニンと黒すぐり由来250mg/日サプリで比較。主要記憶アウトカムの粗いdは食事ほぼ0、サプリも優位なし。既存メタのSMD 0.15〜0.34と合わせて、認知機能への期待値を判定する。
1997年生まれ。パーソナルトレーナー兼フィジーク選手。「すべては物理と代謝で説明できる」が信条。
クレアチン、プロテイン、EAAの論文はガッツリ読んでる。「効果サイズ」を重視し、統計的有意差があっても効果サイズ小さいなら優先度は下げる。Examine.comで「効果サイズA〜B」のものを中心に採用。食事が基本、サプリはあくまで補助という考え。
Food Funct 2026の多施設RCTを食事由来アントシアニンと黒すぐり由来250mg/日サプリで比較。主要記憶アウトカムの粗いdは食事ほぼ0、サプリも優位なし。既存メタのSMD 0.15〜0.34と合わせて、認知機能への期待値を判定する。
薬膳とサプリで同じ成分なら効果は同じか?99万人のアンブレラレビューで検証。ビタミンCは食品でもサプリでも同等だが、βカロテンサプリは肺がんリスク16%増加、高用量ビタミンEは死亡リスク増加。減塩は全サプリより効果サイズ大。食品のシナジー効果はサプリでは再現できない。
JISSN 2026のLp299v RCTを、ランニング距離別に腎臓・筋肉・腸ダメージで整理。107km以上でダメージが強まり、プロバイオティクスは腎臓より腸炎症保護が主役。既存メタのSMDと合わせて、ランナー向け腸活プロトコルを提案する。
アシュワガンダは「コルチゾールを下げるアダプトゲン」として人気だが、2025年のメタアナリシスで衝撃の発見。コルチゾールは-1.16µg/dL確実に下がるが、体感ストレス(PSS)は有意差なし。バイオマーカーと臨床アウトカムの乖離を効果サイズで検証。
J Affect Disord 2026のオメガ3RCTを、ストレス・不安・うつ・睡眠・記憶の5指標で整理。PubMed公開情報ではCohen dが未公開な点を明示し、既存メタのSMDと分けて、メンタル目的でどこまで期待できるか数字で判定する。
伝統的に抗炎症作用があるとされる生姜・ニンニク・高麗人参。2025年のGRADE評価付きメタアナリシスで比較すると、生姜がCRP -0.86 mg/Lで最強。ニンニクはB評価、高麗人参はCRPに効果なしでC評価。効果サイズで見る三大ハーブの実力。
アントシアニン250mg/日を24週間摂取しても、健康な高齢者の認知機能は改善しなかった。110名の多施設RCTで主要・副次アウトカムすべて有意差なし。一方、炎症やMCIのある対象者では効果が出る研究もある。天井効果と対象者選びの観点から効果サイズで整理する。
高吸収型のEPA構造脂質(STG)は、物理混合よりEPA/AA比を強く押し上げた。だが28名・8週間のRCTでは、総レップ数やMVC低下に有意差なし。吸収率の改善が、そのまま筋トレのパフォーマンス差や疲労軽減の上乗せに直結するとは限らない。
運動強度によって腸内細菌はどう変わるか。2026年のGut Microbesレビュー(17動物+5ヒト研究)とRCTプール解析113名をもとに、HIIT・中強度・低強度の効果サイズを比較。酪酸+43%を出したのは高強度だけ。腸バリア改善は中強度が安定。低強度ではほぼ変わらない。
JAMA 2026のeconomic evaluationをもとに、ApoB・non-HDL-C・LDL-Cを臨床 effect size と cost-effectiveness で比較。QALY差、ICER、予測力メタを並べ、一次予防でどの指標を意思決定の軸にすると最も得かを整理する。
NMNとNRは「NAD+を増やして若返る」と期待されるが、2025年のメタアナリシスでは筋肉量・筋力への効果なし、糖代謝は悪化傾向という結果が出ている。NAD+濃度は確実に上昇するが、臨床アウトカムには繋がらない。効果サイズで見ると、月数万円の高額サプリへの期待は過大評価と言わざるを得ない。
Rhonda Patrick流のクレアチン10g/日を、標準量5g/日と effect size で比較。筋力、除脂肪体重、認知の用量応答をPubMedで整理し、10gで長期上乗せが見えるのか、それとも loading の方が evidence-based なのかを検証する。
スペルミジンはオートファジー促進で注目されるが、最大のRCT(SmartAge試験、n=100)では認知機能に有意差なし。さらに高用量サプリでも血中濃度が上昇しないという致命的問題が判明。効果サイズはほぼゼロ、食事から摂るなら意味があるかもしれないがサプリは非推奨。
BMJ 2026エディトとCell Metab論文を起点に、GLP-1薬時代でも運動が必要かを検証。直接比較RCTと二次解析をもとに、薬単独と運動単独と併用を比べ、体重、血糖、VO2、炎症、骨密度、筋量維持、代謝健康の最適化でどこに差が残るかを整理する。
長寿地域ブルーゾーンの食事は脂質6-20%と極端に低い。テストステロンへの影響をメタアナリシスで検証した結果、効果サイズは小さく、最新研究では有意差なし。ただしケトジェニック研究では筋肥大が鈍化。結論として、長寿最適化と筋肥大最適化は別物。
「ミトコンドリアに効く」として人気の3サプリを28RCT・830名のエビデンスで比較。結論として、CoQ10が筋損傷マーカー減少で最も効果サイズが明確。ウロリチンAは主要評価項目未達、PQQは効果サイズ報告なし。バイオマーカーの改善と機能的アウトカムは別物。
Cell Metab 2026の新RCTで、血流制限トレーニング(BFR)が2型糖尿病患者の筋力、ミトコンドリア能力、内臓脂肪、心血管リスク因子をどう変えたかを整理。低負荷でも strength を落とさず、mitochondria と visceral fat に寄った適応が出るのかを検証する。
2026年の新クロスオーバーRCTで、カフェインとパラキサンチンを2000mローイングと睡眠で直接比較。CAF+PAR の -3.33秒・+8W、paraxanthine 単独の限界、sleep tolerability の差を、旧記事との対比で effect size ベースに整理する。
「沖縄の長寿者はタンパク質9%でも元気だった」という主張をRCTとメタアナリシスで検証。結論として、現代人が低タンパク食を真似ると筋肉減少リスク大。ISSN推奨の2.3-3.1g/kg FFMと比較すると3-4倍のギャップ。高身体活動という前提条件なしでは適用できない。
L-シトルリン+HIITは高齢肥満者にどこまで効くのか。PubMedベースで、12週RCTの lean mass +1.0-1.6%、waist -2.2〜-2.6cm、power +14.6〜15.8%、CIT追加の筋力上積みを整理する。
カフェインとパラキサンチンは、運動パフォーマンスと睡眠の両面でどちらが得か。PubMedベースで、2000m row -3.33秒・power +8W の direct comparison と、カフェインの睡眠コスト TST -34.67分を比較して整理する。
シンバイオティクスはリーキーガット対策になるのか。PubMedベースで、LPS SMD -0.54、zonulin SMD -0.49、腎移植RCTの LBP -0.2µg/mL と hs-CRP -2.5mg/L を整理し、効く範囲と限界を読む。
Zone 2だけでVO2 Maxは十分伸びるのか。PubMedベースで、一般の座りがちな成人では HIIT は MICT より +1.39mL/kg/min 有利。4分×4本の classic trial では +7.2%。Zone 2との役割分担を数字で整理する。
「完全菜食が最も健康的」という主張を73,308名のコホート研究で検証。結論として、ペスコ・ベジタリアン(魚を食べる菜食)が全死亡リスク19%減で最も低い。完全菜食(ビーガン)は統計的に有意な効果がなく、骨折リスクは46%上昇。魚のオメガ3が心血管保護のカギ。