📖それでも人生にイエスと言う:フランクルから学ぶメンタルの土台
「何のために生きているのか」と考えたことはありますか?
私はあります。
フリーランスになってから、収入は不安定、将来は見えない、孤独な時間が増えた。
「私、何やってるんだろう」と思う日がありました。
でも、そんな問いかけ自体が、間違っていたのかもしれません。
ヴィクトール・フランクルの『それでも人生にイエスと言う』を読んで、**「人生の意味を問う」のではなく、「人生から問われている」**ということに気づきました。
フランクルは、強制収容所という極限状態を生き延びた精神科医です。彼の言葉には、どんな自己啓発書よりも重みがあります。
今回は、人生の意味を見失いそうになっている人に向けて、この本から学んだ「どんな状況でも生きる意味を見出す力」と、日常で実践できる「3つの態度」を紹介します。
なぜこの本を手に取ったか
フリーランスになって3年目、ふと「私、何のために頑張ってるんだろう」と思いました。
会社員時代は、目の前の仕事をこなすことが目的でした。給料をもらって、生活する。シンプルでした。
でも、フリーランスになってからは、すべてが自分次第です。
- 何を目標にするか
- どこまで頑張るか
- いつ休むか
自由だけど、自由すぎて、方向を見失う。
「何のために生きているのか」と考え始めると、答えが見つからない。
友人に相談したら、「フランクルの『夜と霧』読んだ?」と勧められました。
『夜と霧』は有名だけど、重そうで手を出せずにいました。でも、『それでも人生にイエスと言う』というタイトルに惹かれて、まずこちらを読むことにしました。
この本から学んだこと
1. 人生の意味を「問う」のではなく、人生から「問われている」
私たちは、「人生の意味は何か」と問います。
でも、フランクルは言います。
「人生の意味を問うのではなく、人生から問われているのだ」
私たちが人生に意味を求めるのではなく、人生が私たちに「この状況で、あなたは何をするのか」と問いかけている。
この視点の転換は、衝撃的でした。
「何のために生きているのか」と問うのではなく、「今日、私は何をするべきか」と問われている。
そう考えると、答えが見えてきます。
2. どんな状況でも、選ぶ自由がある
フランクルは、強制収容所という極限状態でも、**「態度を選ぶ自由」**があったと言います。
状況は変えられなくても、その状況にどう向き合うかは、自分で選べる。
私の悩みは、強制収容所に比べれば、とても小さいものです。
でも、「収入が不安定」「将来が見えない」という状況にどう向き合うかは、私が選べる。
不安に押しつぶされるか、それとも「今できること」をやるか。
その選択は、私の自由です。
3. 人生の意味は「3つの態度」で見出せる
フランクルは、人生の意味を見出すための「3つの態度」を提示します。
1. 創造的態度(何かを生み出すこと)
仕事、作品、誰かのために何かをすること。
2. 体験的態度(何かを体験すること)
自然の美しさ、芸術、愛、誰かとの時間を大切にすること。
3. 態度的価値(困難にどう向き合うか)
変えられない苦しみに対して、どんな態度を取るか。
この3つのどれかがあれば、人生には意味がある。
そして、3つ目の「態度的価値」が一番深いとフランクルは言います。
苦しみそのものに意味はないけど、苦しみにどう向き合うかに、意味がある。
4. 「苦しみ」を避けることが幸せではない
現代社会は、「苦しみを避けること」が幸せだと教えます。
でも、フランクルは違う視点を示します。
苦しみを避けることが幸せではなく、苦しみに意味を見出すことが、人を強くする。
私は、「不安を感じないようにしよう」と思っていました。
でも、不安を感じること自体は悪いことじゃない。不安にどう向き合うかが、大事なんだと分かりました。
5. 誰かのために生きる
フランクルは、強制収容所で生き延びた理由の一つに、**「帰りを待っている人がいた」**ことを挙げています。
愛する人、家族、自分を必要としている誰か。
その存在が、生きる意味を与えてくれる。
私は、週2日ヨガのクラスを教えています。
生徒さんたちが「今日もありがとうございました」と笑顔で帰っていく。その瞬間が、私の生きる意味の一つです。
私が実践している「3つの態度」
フランクルの教えを、日常にどう落とし込むか。私が実践していることを紹介します。
1. 創造的態度:今日、誰かのために何かをする
毎日、「誰かのために何かをする」ことを意識しています。
- ヨガのクラスで生徒さんをサポートする
- 友人に「元気?」とメッセージを送る
- 記事を書いて、誰かの役に立つ
小さなことでもいい。誰かのために何かをすることが、生きる意味を与えてくれます。
2. 体験的態度:朝の散歩で自然を感じる
朝5分の散歩を習慣にしています。
外の空気を吸って、空を見上げて、鳥の声を聞く。
自然の美しさを感じる時間が、心を満たしてくれます。
3. 態度的価値:不安にどう向き合うか
フリーランスの不安は、消えません。
でも、不安を感じたとき、「あ、今不安を感じているな」と観察する。
そして、「不安を感じながらも、今日できることをやろう」と決める。
不安を避けるのではなく、不安と一緒に歩く。その態度が、私を強くしてくれています。
この本と一緒に読みたいサプリ
フランクルの本は、心の土台を作る本です。
でも、心を支えるために、サプリを使うこともあります。
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ただし、サプリはあくまで補助です。心の土台は、フランクルの教えのような「生きる意味」から来ます。
まとめ:人生は、私たちに問いかけている
『それでも人生にイエスと言う』を読んで、**人生の意味を「問う」のではなく、人生から「問われている」**ということに気づきました。
「何のために生きているのか」と問うのではなく、「今日、私は何をするべきか」と問われている。
日常で実践している「3つの態度」
- 創造的態度:今日、誰かのために何かをする
- 体験的態度:朝の散歩で自然を感じる
- 態度的価値:不安にどう向き合うか
この3つを意識してから、「何のために生きているのか」という問いは、消えました。
代わりに、「今日も、できることをやろう」という静かな決意が生まれました。
人生の意味を見失いそうになっている人、「何のために頑張っているのか」と悩んでいる人は、一度この本を読んでみてください。
フランクルの言葉は、強制収容所という極限状態から生まれたものです。
だからこそ、どんな自己啓発書よりも、心に響きます。
それでも、人生にイエスと言えるか。
その問いに、フランクルは「イエス」と答えます。
私も、小さな声で、「イエス」と言えるようになりました。
今回紹介した本
フランクルの代表作『夜と霧』も合わせて読むことをおすすめします。
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