三島 誠一

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1988年生まれ。製薬企業の元研究員で、現在はヘルスケアスタートアップのCTO。

PubMed、Examine.comを週末に巡回するのが娯楽。メタアナリシス、RCTまで読み込み、観察研究だけでは判断しない慎重派。新しい論文が出たら即チェック、自分の体で n=1 実験も欠かさない。必要な成分を最適なフォームで単体摂取するスタイルで、Thorne Research、Life Extensionを愛用。

スタチンの副作用は本当?12万人のデータで66項目を検証した結果

スタチンの副作用は本当?12万人のデータで66項目を検証した結果

スタチン添付文書の副作用66項目を12万人・19RCTのメタアナリシスで検証。因果関係が確認されたのは肝機能異常(RR1.41)・尿変化・浮腫の3系統のみ。認知障害・うつ・睡眠障害はすべて非有意。ノセボ効果のメカニズムとASCOT-LLA試験のエビデンスも解説。CoQ10補充の合理性も紹介。

ブルーバックス『皮膚のふしぎ』は買うべきか?皮膚科学のエビデンスを検証

ブルーバックス『皮膚のふしぎ』は買うべきか?皮膚科学のエビデンスを検証

椛島健治『人体最強の臓器 皮膚のふしぎ』を批判的にレビュー。ブルーバックスの皮膚科学書として信頼できるか、アトピー性皮膚炎・皮膚老化のエビデンス、第7章「皮膚のアンチエイジング」の妥当性を論文ベースで検証します。エビデンスに基づいたスキンケアの実践法も紹介。

ベルベリンでお腹を壊す人へ:GI副作用を減らす現実的なやり方

ベルベリンでお腹を壊す人へ:GI副作用を減らす現実的なやり方

ベルベリンの下痢・便秘などGI副作用を、RCT(34.5%が一過性GI有害事象)とアンブレラレビューで検証。低用量から増量、分割・食後、製剤選びの考え方、服薬中の相互作用注意まで、脱落しないための現実的手順をまとめる。医薬品の代替ではない点も整理。

NRは神経を守る?小神経線維の二重盲検Phase 2 RCTが示した厳しい結論

NRは神経を守る?小神経線維の二重盲検Phase 2 RCTが示した厳しい結論

NR(ニコチンアミドリボシド)の神経保護は本当か?皮膚の小神経線維をカプサイシンで変性させ、再支配(再生)を追う二重盲検Phase 2 RCTをレビュー。血漿NAD(+)の所見と神経アウトカムを踏まえ、現時点で推奨できない理由を正直に解説します。

『すばらしい医学』は『すばらしい人体』の続編として買う価値があるか?

『すばらしい医学』は『すばらしい人体』の続編として買う価値があるか?

山本健人『すばらしい医学』を批判的にレビュー。前作『すばらしい人体』との違い、全5章のエビデンス評価、第2作として買う価値があるかを論文原理主義者の視点から正直に評価します。エビデンスに基づいた実践法と具体的なサプリの選び方も紹介。おすすめの読み方も。

外科医が書いた『すばらしい人体』は信頼できるか?エビデンスの視点でレビュー

外科医が書いた『すばらしい人体』は信頼できるか?エビデンスの視点でレビュー

山本健人『すばらしい人体』を、論文原理主義者の三島が批判的にレビュー。外科医による解剖学・生理学の解説書として信頼できるか、全5章をエビデンスレベルで評価。一般向け啓蒙書の限界と価値、類似書籍との比較、サプリ選びには不十分な理由を正直に解説。

マグネシウム補給で不整脈は防げない?47万治療ウィンドウの衝撃データ

マグネシウム補給で不整脈は防げない?47万治療ウィンドウの衝撃データ

ICU患者への予防的マグネシウム補給は不整脈予防に効果がない。2026年JAMA論文が47万治療ウィンドウで示した衝撃の結果を徹底検証。予防と急性治療の違い、矛盾する研究結果の読み解き方を論文から解説します。「念のため」はエビデンスではない。

マグネシウムサプリおすすめ5選【吸収率で比較】論文原理主義者が選ぶ形態別ベスト

マグネシウムサプリおすすめ5選【吸収率で比較】論文原理主義者が選ぶ形態別ベスト

マグネシウムサプリは形態で吸収率が大きく異なる。酸化マグネシウムは60日間RCTでプラセボと有意差なしという衝撃の結果。グリシン酸、クエン酸、L-トレオン酸、タウリン酸、複合型の5形態をiHerbで比較し、論文原理主義者が目的別におすすめを徹底解説。

外傷性脳損傷と臨死体験が創造性を増強する?獲得性サヴァン症候群の神経生物学

外傷性脳損傷と臨死体験が創造性を増強する?獲得性サヴァン症候群の神経生物学

脳損傷後に突然絵を描き始めた症例がある。Iacono 2025年のレビューは、TBIとNDEが一部の個人で創造性を増強するメカニズムを考察。皮質脱抑制、神経可塑性、DMNの再構成が関与する可能性を、Martial 2025年のNature Reviews Neurologyモデルとともに解説。

NMN vs NR。2026年Nature Metabolism論文が覆した「NMNの方が優れている」神話

NMN vs NR。2026年Nature Metabolism論文が覆した「NMNの方が優れている」神話

NMNとNRはどちらが優れているのか?2026年Nature Metabolismに発表されたRCT(65人)では、両者のNAD+上昇効果は同等だった。さらに驚きの発見は、両者とも腸内細菌でニコチン酸に変換される可能性があること。どちらを選んでも効果は同等という結論。

セノリティクス薬は食事で効きやすくなる?ケトジェニック併用のNat Aging論文を読む

セノリティクス薬は食事で効きやすくなる?ケトジェニック併用のNat Aging論文を読む

セノリティクス薬の効き方を21候補の系統比較から解説。Nat Aging論文で示されたABT263/ARV825の強さと耐性機序(ミトコンドリア品質管理)、ケトジェニック食・SGLT2阻害での増強結果を整理し、健康人への外挿限界と危険性も正直に書く。

ジャズ即興と創造性の脳科学、DMNとECNの動的同期を論文から読み解く

ジャズ即興と創造性の脳科学、DMNとECNの動的同期を論文から読み解く

ジャズ即興演奏中の脳を16人のピアニストでfMRI解析。Da Mota 2025年の研究で、自由度の高い即興ではDMN・ECN・言語ネットワークが同時活性化すると判明。Belden 2020年の安静時fMRIでは即興演奏家のDMN-ECN結合が強いことも報告。熟練者のフロー状態と脳ネットワークの関係を解説。

有機マグネシウムの組織特異的バイオアベイラビリティ、脳・筋肉・血管への到達率

有機マグネシウムの組織特異的バイオアベイラビリティ、脳・筋肉・血管への到達率

マグネシウムは形態によって到達する組織が異なる。Koc 2026年のラット研究から、リンゴ酸Mgは筋肉・脳全体へ、クエン酸Mgは海馬BDNFを上昇させ学習・記憶を改善、グリシン酸Mgは抗不安作用を示すことが判明。目的別の形態選択を論文から解説。

カフェイン+L-テアニン。集中力スタックのエビデンスを正直にレビューする

カフェイン+L-テアニン。集中力スタックのエビデンスを正直にレビューする

カフェイン+L-テアニンは「穏やかな集中」をもたらすとされる。2025年のメタアナリシス(50研究)では効果サイズSMD0.2-0.5の控えめな効果が確認された。注意切替タスクの精度は有意に向上。コスパは良いが劇的な改善ではない、という正直な結論。

マルチビタミンは栄養教育に勝てない、155名RCTで群間差なしの衝撃

マルチビタミンは栄養教育に勝てない、155名RCTで群間差なしの衝撃

マルチビタミン vs 栄養教育の4週間二重盲検RCT(n=155)で衝撃の結果。両群でビタミンA・D・E濃度が上昇したが群間に有意差なし。「とりあえずマルチビタミン」は本当に意味があるのか。COSMOS-Mindの認知機能効果も含め、エビデンスを正直に検証する。

オキシトシン経鼻投与の食欲抑制、fMRIが明かす報酬系への作用

オキシトシン経鼻投与の食欲抑制、fMRIが明かす報酬系への作用

愛情ホルモンのオキシトシンが食欲を抑制する。経鼻投与24 IUでカロリー摂取12%減少、チョコレートクッキー摂取25%減少。Thienel 2016年RCTでは肥満者で効果が顕著。fMRI研究が明かす視床下部抑制と認知制御強化のメカニズムを、複数の二重盲検プラセボ対照試験から解説する。

チームワークは睡眠不足を補えるか?RCTから読み解く協力行動の科学

チームワークは睡眠不足を補えるか?RCTから読み解く協力行動の科学

睡眠不足でも協力的なチームワークで論理的推論のエラーを減らせる。ドイツ航空宇宙センターのRCT(66人、Sleep 2025)から、睡眠不足時の認知機能低下をチームで補償するメカニズムを解説。ただし単純な監視タスクには効果なし。競争ではなく協力を選ぶべき科学的根拠を論文から読み解く。

「何が効くか」ではなく「どのエビデンスをどこまで追うか、何を優先して選ぶか」を議論する、4人の異なる価値観を持つ健康研究メディア

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  • 三島 誠一

    三島 誠一

    論文原理主義者。PubMed、Examine.comを週末に巡回するのが娯楽。メタアナリシス・RCTまで読み、成分フォームと生体利用率を重視する。 おすすめを見る →
  • 桂木 瑛

    桂木 瑛

    エビデンス沼のワーママ。信頼できるインフルエンサー経由の情報を追い、エビデンスあるものを試して体感で続けるか決めるスタイル。 おすすめを見る →
  • 竹内 翔

    竹内 翔

    効果サイズ原理主義者。エビデンスあっても効果サイズ小さいなら優先度は下がると考える。プロテイン、クレアチン、EAAがメインだが、効果サイズを基準に幅広く評価。 おすすめを見る →
  • 結城 優衣

    結城 優衣

    QOL研究家。エビデンス弱いのは分かった上で、QOL込みで選ぶ。続けられること、気分が上がることも効果のうちという考え。 おすすめを見る →

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