オレオカンタール、オリーブオイルに含まれる天然のイブプロフェン。COX阻害の科学
オレオカンタールはEVOO(エクストラバージンオリーブオイル)に含まれるイブプロフェン様のCOX阻害剤。2005年Nature掲載の発見論文から、26研究のメタアナリシスまで、オリーブオイルポリフェノールの抗炎症・抗酸化エビデンスを論文原理主義者が検証する。
1988年生まれ。製薬企業の元研究員で、現在はヘルスケアスタートアップのCTO。
PubMed、Examine.comを週末に巡回するのが娯楽。メタアナリシス、RCTまで読み込み、観察研究だけでは判断しない慎重派。新しい論文が出たら即チェック、自分の体で n=1 実験も欠かさない。必要な成分を最適なフォームで単体摂取するスタイルで、Thorne Research、Life Extensionを愛用。
オレオカンタールはEVOO(エクストラバージンオリーブオイル)に含まれるイブプロフェン様のCOX阻害剤。2005年Nature掲載の発見論文から、26研究のメタアナリシスまで、オリーブオイルポリフェノールの抗炎症・抗酸化エビデンスを論文原理主義者が検証する。
ウロリチンAはマイトファジー(損傷ミトコンドリアの除去)を活性化する成分。5つのRCTから筋持久力改善、CRP低下、免疫細胞の若返りを検証。JAMA、Nature Aging掲載の論文が示す「ミトコンドリアを掃除する」科学的根拠を論文原理主義者が解説。
2018年にNEJMから撤回されたPREDIMED試験。ランダム化の問題が発覚し再解析された結果、心血管イベント30%低減(HR 0.69-0.72)の結論は変わらなかった。撤回の経緯と2024年メタアナリシスを含め、論文原理主義者が地中海食エビデンスの現在地を検証する。
睡眠サプリの正解は一つじゃない。マグネシウムL-スレオネート、グリシン、L-テアニン、カモミールティー。4人の研究者が自分のスタックを公開し、なぜその選択をしたのかエビデンスと価値観から解説。入眠潜時-17分のメタアナリシスから習慣化の工夫まで。
サプリの摂取タイミング、本当に効果は変わるのか?ビタミンDは脂肪と一緒で吸収32%アップ(RCTで確認)、鉄は空腹時が最適で食事と一緒だと50%吸収低下、プロバイオティクスは食後がベスト。クレアチンは実はいつでもOK。PubMed論文ベースで最適な飲み方を解説。
NMNとクレアチン、どちらを優先すべきか?16のRCTメタアナリシスでクレアチンの認知機能(SMD 0.31)・筋力(+11kg)への効果が確認される一方、NMNは代謝指標に有意差なし。効果サイズ・コスト効率・エビデンスの質で比較した論文原理主義者と効果サイズ原理主義者の結論。
サプリと薬の飲み合わせ、本当に危険なのはどれか?St. John's Wortと免疫抑制剤の併用禁止、ワルファリンとハーブの出血リスク、カルシウムと鉄の吸収競合など、系統的レビューとRCTの論文ベースで解説。過度に恐れず、正しく理解するための一覧表を作成しました。
疲れが取れないときにサプリは本当に効くのか?鉄分(SMD-0.38)、CoQ10、マグネシウム、アシュワガンダなど主要成分のエビデンスをメタアナリシスとRCTから検証。マルチビタミンやビタミンB12に効果がない理由、血液検査の重要性も正直に解説します。
コラーゲンサプリは本当に効くのか?19のRCTを含むメタアナリシス(1,125名)で肌の水分量・弾力性に有意な改善が報告。しかし業界資金バイアスとコスト効率に疑問も。論文原理主義者の三島とQOL研究家の結城が、エビデンスを前に本気で議論した結論。
ビタミンD3の代謝にはMgが必須、カルシウムの「行き先」を決めるのはK2。Uwitonze 2018、Dai 2018のRCT、Aaseth 2024のレビューから三者の相互依存関係を解説。なぜD3単独より併用が合理的なのか、論文原理主義者が検証する。
マグネシウムL-スレオネート(Magtein)は「脳に届く唯一のマグネシウム」として注目されている。2016年のRCTでは効果サイズd=0.91という大きな認知機能改善効果が報告された。本当に脳に届くのか、グリシン酸やクエン酸との違いを論文から検証する。
NMNサプリを2026年メタアナリシスで検証。筋肉量・筋機能に有意差なし。iHerbと国産を価格・品質・エビデンスで徹底比較。NAD+上昇は確実だがアンチエイジング効果は未証明。論文原理主義者がCGN、ProHealthなど高コスパ製品の選び方を正直に解説。
片野秀樹『休養学』『疲労学』を三島がまとめてレビュー。疲労回復は睡眠だけで十分か、昼寝・運動・mindfulness・DMNの話はどこまで妥当かをPubMedで検証します。結論は『休養学』が入門として強く、『疲労学』は発展編として面白いが著者流の整理が増える、です。
伊藤豊『新装版 医者が教える最強の栄養学』を三島がPubMedで検証。カロリー神話批判は妥当だがLDL因果性を薄める点は危険。Hall 2019の超加工食RCT、DiRECT試験の寛解率46%、EASコンセンサス200万人超、BMIメタ解析3023万人まで整理。入口としては面白いが出口は注意。
リチウムオロテートがバイオハッカーの間で人気だ。2025年の調査では使用者の最多報告は認知機能改善。しかし、ヒトでのRCTは限定的。GSK-3阻害という神経保護メカニズムは確立しているが、低用量サプリの効果は本当にあるのか。論文から検証する。
CoQ10とPQQの組み合わせがミトコンドリアを「増やす+活性化」するという主張を、PubMed論文から徹底検証。PQQがPGC-1αを上昇させるヒトRCT、CoQ10のSIRT1活性化メカニズム、併用の科学的根拠を正直に解説。私の実際のスタックも公開する。
樺沢紫苑『精神科医が見つけた 3つの幸福』を論文原理主義者の三島がPubMedで検証。セロトニン・オキシトシン・ドーパミンの3段重理論は妥当か?運動とうつのメタアナリシスg=-0.62、孤独と死亡RR 1.32、報酬予測誤差まで。実用書としては優秀、脳科学としては粗い。
石黒成治『糖質リスク』を論文原理主義者の三島がPubMedで検証。食後高血糖は本当に危険なのか?BMJメタアナリシスではRR 1.30。ただし敵は糖質全般ではなく高GI・低繊維の食事パターン。低糖質の落とし穴、食後歩行の効果サイズSMD 0.55まで整理しました。
ABT-263(navitoclax)は2026年時点でも最強クラスのセノリティクスだが、BCL-XL阻害に伴う血小板減少が臨床応用の最大障壁。Nature Aging 2026、Biochem Pharmacol 2026、Phase 1/2試験をもとに、抗老化薬としての現実性と限界を整理する。
川口知哉『「がん活」のすすめ』を批判的にレビュー。大阪公立大学がんセンター長が提唱する「名言を活用したがん予防」は科学的に妥当か?3つのPubMed論文(PMID 41261199, 41299351, 41204195)で検証。ライフスタイル介入は26-43%リスク低減、しかし「名言」のRCTは不在。
アンナ・レンブケ『ドーパミン中毒』を批判的にレビュー。スタンフォード依存症専門医の「快楽-苦痛シーソー」「ドーパミン過剰時代」は科学的に妥当か?最新PubMed論文が示す矛盾点を検証します。現代社会のドーパミン依存を脱する方法も解説。現代人必読の一冊。
CoQ10にはユビキノン(酸化型)とユビキノール(還元型)がある。2014年の比較研究ではユビキノールのバイオアベイラビリティは約1.7倍高いと報告された。しかし全員がユビキノールを選ぶべきかは別問題。40歳以降の形態選びの科学的根拠を論文から検証する。
PPI(胃酸抑制薬)を中止した後もGERD症状の緩和が持続するか?120名の二重盲検RCTで、プロバイオティクス併用群はPPI中止4週間後もRDQスコア36.51%減少を維持(p=0.017)。GABA・短鎖脂肪酸の増加と腸内細菌の変化も確認。論文の強みと限界を正直に評価。
オメガ3サプリにはTG型(トリグリセリド)とEE型(エチルエステル)がある。2010年の古典的研究ではrTG型の吸収率はEE型の約1.7倍と報告された。しかし2025年最新レビューでは、長期摂取なら差は縮まる可能性も示唆されている。形態選びの科学的根拠を論文から解説する。