体質別の食養生、自分の体質に合った「補う」食材の正しい見つけ方

体質別の食養生、自分の体質に合った「補う」食材の正しい見つけ方

「何を食べればいいか分からない」

健康に良い食材を調べると、情報が多すぎて混乱します。

  • ある人は「生姜で体を温めよう」と言う
  • 別の人は「生姜は体を熱くしすぎるからダメ」と言う
  • ある人は「ナツメで血を補おう」と言う
  • 別の人は「ナツメは体を温めるから暑がりには合わない」と言う

結局、何を食べればいいの?

そんなとき、東洋医学の「体質別の食養生」という考え方に出会いました。

人によって、必要な食材が違う。自分の体質に合った食材を選ぶことが大事

この考え方を知ってから、「何を食べればいいか」が明確になりました。

今回は、体質別の食養生を実践している私が、自分に合った「補う」食材の見つけ方を紹介します。

簡易チェックリストで自分の体質を確認し、スーパーで買える食材で続けられる方法をまとめました。

なぜ体質別の食養生を始めたか

「健康に良い」食材を食べても効果を感じない

私は、健康に良いと言われる食材を積極的に食べていました。

  • 生姜(体を温める)
  • ナツメ(血を補う)
  • クコの実(目の疲れ)
  • 黒ごま(髪に良い)

でも、効果を感じない

生姜を毎日食べても、冷えは改善しない。ナツメを食べても、疲れは取れない。

「なんで効果ないんだろう」と思っていました。

「万人に効く食材」はない

そんなとき、薬膳の本を読んで気づきました。

「万人に効く食材」はない。人によって、必要な食材が違う

例えば、生姜。

  • 冷え性の人:生姜は体を温めるので、効果的
  • 暑がりの人:生姜は体を熱くしすぎるので、逆効果

同じ食材でも、体質によって、効果が違う。

私は、「健康に良い」食材を闇雲に食べていたけど、自分の体質に合っていなかったのかもしれません。

体質チェックで「気虚+陰虚」と分かった

薬膳の本に載っていた体質チェックをやってみました。

結果は、気虚(エネルギー不足)+陰虚(体液不足)

  • 疲れやすい(気虚)
  • 口が乾く(陰虚)
  • 夜、ほてる(陰虚)

「あ、私ってこのタイプなんだ」と分かりました。

そして、気虚+陰虚タイプに合った食材を食べ始めました。

4つの体質タイプ

東洋医学では、体質を大きく4つに分類します。

1. 気虚(ききょ):エネルギー不足

特徴

  • 疲れやすい
  • 声が小さい
  • すぐ風邪を引く
  • 汗をかきやすい
  • 胃腸が弱い

補う食材

  • 山芋(気を補う)
  • 鶏肉(気を補う)
  • きのこ(免疫力アップ)
  • 米(気の源)

2. 血虚(けっきょ):血が足りない

特徴

  • 顔色が悪い
  • 髪がパサパサ
  • 爪が割れやすい
  • めまい、立ちくらみ
  • 生理不順

補う食材

  • ナツメ(血を補う)
  • ほうれん草(鉄分)
  • レバー(鉄分)
  • 黒ごま(血を補う)

3. 陰虚(いんきょ):体液不足・熱がこもる

特徴

  • 口が乾く
  • 夜、ほてる
  • 手のひら・足の裏が熱い
  • 不眠(夜、目が覚める)
  • 便秘

補う食材

  • 白きくらげ(体を潤す)
  • 梨(体を潤す)
  • トマト(体を冷ます)
  • 豆腐(体を潤す)

4. 陽虚(ようきょ):冷え

特徴

  • 手足が冷える
  • 顔色が青白い
  • トイレが近い
  • 下痢しやすい
  • 温かいものを好む

補う食材

  • 生姜(体を温める)
  • ねぎ(体を温める)
  • シナモン(体を温める)
  • 羊肉(体を温める)

自分の体質チェック(簡易版)

以下のチェックリストで、自分の体質を確認してみてください。

気虚チェック

  • 疲れやすい
  • 声が小さい、話すのが億劫
  • すぐ風邪を引く
  • 汗をかきやすい
  • 胃腸が弱い、食欲がない

3つ以上該当 → 気虚タイプ

血虚チェック

  • 顔色が悪い、青白い
  • 髪がパサパサ、抜けやすい
  • 爪が割れやすい
  • めまい、立ちくらみ
  • 生理不順、生理の量が少ない

3つ以上該当 → 血虚タイプ

陰虚チェック

  • 口が乾く、のどが渇く
  • 夜、ほてる
  • 手のひら・足の裏が熱い
  • 夜、目が覚める(不眠)
  • 便秘

3つ以上該当 → 陰虚タイプ

陽虚チェック

  • 手足が冷える
  • 顔色が青白い
  • トイレが近い
  • 下痢しやすい
  • 温かいものを好む、冷たいものが苦手

3つ以上該当 → 陽虚タイプ

複数のタイプに該当することもあります。私は、気虚+陰虚です。

体質別おすすめ食材(スーパーで買える)

気虚タイプ:エネルギーを補う

  • 山芋:すりおろして、ご飯にかける
  • 鶏肉:鶏もも肉を煮る、焼く
  • きのこ:しめじ、舞茸を味噌汁に
  • :白米より、玄米・雑穀米
  • かぼちゃ:蒸して食べる

血虚タイプ:血を補う

  • ナツメ:そのまま食べる、お茶に入れる
  • ほうれん草:おひたし、味噌汁
  • 黒ごま:ご飯にかける、ヨーグルトに
  • レバー:週1回、レバニラ
  • プルーン:おやつ代わりに

陰虚タイプ:体を潤す

  • 白きくらげ:水で戻して、デザートに
  • :そのまま食べる
  • トマト:サラダ、トマトソース
  • 豆腐:冷奴、味噌汁
  • きゅうり:サラダ

陽虚タイプ:体を温める

  • 生姜:すりおろして、紅茶に
  • ねぎ:薬味、味噌汁
  • シナモン:コーヒー、紅茶に
  • ニラ:ニラ玉、ニラレバ
  • くるみ:おやつ代わりに

私の実践方法(気虚+陰虚タイプ)

私は、気虚+陰虚タイプです。

疲れやすい(気虚)、口が乾く(陰虚)、夜ほてる(陰虚)という症状がありました。

体質に合った食材を食べ始めてから、少しずつ改善しています。

朝:山芋ご飯(気虚対策)

朝は、山芋をすりおろして、ご飯にかけて食べています。

山芋は、気を補う食材です。朝食べることで、1日のエネルギーが増える気がします。

昼:豆腐と野菜の味噌汁(陰虚対策)

昼は、豆腐と野菜の味噌汁を飲んでいます。

豆腐は、体を潤す食材です。口の乾きが減りました。

夜:白きくらげデザート(陰虚対策)

夜は、白きくらげを水で戻して、ハチミツをかけてデザートにしています。

白きくらげは、体を潤す最強の食材です。夜のほてりが減りました。

デザートにトッピング。目の疲れにも

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おやつ:ナツメ+クコの実(気虚+陰虚対策)

おやつは、ナツメとクコの実を食べています。

ナツメは気と血を補い、クコの実は体を潤します。

そのまま食べても、ヨーグルトに入れても美味しい

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ハーブティー(陰虚対策)

夜は、ハーブティーを飲んでいます。

カモミール、レモンバーム。体を潤し、リラックスします。

続けるコツ:完璧を目指さない

体質別の食養生は、完璧を目指すと疲れます。

1. 全部の食材を揃えなくていい

気虚タイプだからといって、気虚向けの食材を全部揃える必要はありません。

1つか2つ、続けられる食材を選ぶ

私は、山芋と豆腐だけです。それで十分です。

2. 毎日じゃなくてもいい

「毎日山芋を食べなきゃ」と思うと、プレッシャーになります。

週3-4回食べられたら、60点です。

3. 自分の体の反応を見る

「これを食べたら、体調が良くなった」という食材を見つけることが大事です。

私は、白きくらげを食べたら、夜のほてりが減りました。だから、続けています。

逆に、生姜を食べたら、ほてりが悪化しました。だから、やめました。

体の反応を見ながら、調整する。それが、体質別の食養生の本質です。

4. 季節に合わせて変える

体質は、季節によっても変わります。

  • :陰虚(体液不足)になりやすい → トマト、きゅうりで体を潤す
  • :陽虚(冷え)になりやすい → 生姜、ねぎで体を温める

季節に合わせて、食材を変えることも大事です。

まとめ:自分に合った食材を見つける

体質別の食養生を実践して、「何を食べればいいか」が明確になりました

以前は、「健康に良い」食材を闇雲に食べていました。でも、効果を感じませんでした。

体質チェックをして、自分に合った食材を選ぶようになってから、少しずつ改善しています。

4つの体質タイプ

  1. 気虚(エネルギー不足)→ 山芋、鶏肉、きのこ、米
  2. 血虚(血が足りない)→ ナツメ、ほうれん草、黒ごま、レバー
  3. 陰虚(体液不足・熱がこもる)→ 白きくらげ、梨、トマト、豆腐
  4. 陽虚(冷え)→ 生姜、ねぎ、シナモン、ニラ

私の実践方法(気虚+陰虚タイプ)

  1. :山芋ご飯
  2. :豆腐と野菜の味噌汁
  3. :白きくらげデザート
  4. おやつ:ナツメ+クコの実
  5. ハーブティー:カモミール、レモンバーム

続けるコツ

  1. 全部の食材を揃えなくていい(1-2個で十分)
  2. 毎日じゃなくてもいい(週3-4回で60点)
  3. 自分の体の反応を見る(合わないものはやめる)
  4. 季節に合わせて変える

体質別の食養生は、「万人に効く食材」を追いかけるのではなく、「自分に合った食材」を見つけることです。

簡易チェックリストで自分の体質を確認し、スーパーで買える食材で、1つか2つ続けてみてください。

続けられることが、最強のエビデンス

完璧を目指さず、自分の体の反応を見ながら、調整する。それが、体質別の食養生です。

体質別おすすめ食材・ハーブティー

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